お試しのつもりでした

 図書館で『五龍世界』というシリーズものの小説を見つけたのですよ。図書館にあったのは三冊。んで、小説の棚は歴史関係の論文、解説書を眺めてから向かうので、三冊ないし四冊抱え込んだ状態で見つけるので・・・んー・・・ここから三冊連続ものを読むのはつらいかなぁ、と諦めていました。
 んで、同じ作者の方の一冊完結の本があったので、試しに読んでみました。

 あ、出てきたのは文庫版ですね。最初読み始めた時は、代々木公園にそれぞれに集まってきた人の群像劇かと思ったのですよ。それが途中で殺人事件が起きて、あ、これを今まで登場してきた人たちで、どうにかするのかな?と思っていたらデスネ、気がついたら登場人物の三分の一程度がグッバイしていまして・・・え?んで会話のネタだと思っていたものが実は・・・という。
 んでそのまま怖いラストになればホラーだな、と読んでいたら、ん?これはほのぼのラブいラストになるんぢゃね?と変化していきました。まぁ読み終わればどんなラストになったのか解りますが。
 んで読了した後に思った事。深淵か、シノビガミか、インセインかのシナリオネタにできるな、これ。と。作り方によっては参加者によってラストの変わる特殊型に仕立てられるのではないかな、と。
 たぶん作りやすいのはインセインなのでしょうが、インセインは自力でシナリオこさえた事ないし、そもそもGMとして回した事もないのですが、んー、やってみたいなぁ・・・ま、七月以降、今は深淵脳だから、それが抜けてから考えてみます。はい。
 たぶん来週図書館に行ったら『五龍世界』って小説、借りていると思います。たぶん。