ごはん断ちをしてみる

 いや、二十代にはいていたスリムのジーンズをはきつぶす為には、ウエストサイズを縮めなければならないのでね・・・といっても昼飯と夕飯で白米食べるのをしばらく断ってみようかと。飲酒も極力週二回にしようと。昨日から始めました。さーて、いつまで持つのやら・・・
 んで、読み終わったもの。

エルフ皇帝の後継者〈下〉 (創元推理文庫)

エルフ皇帝の後継者〈下〉 (創元推理文庫)

 上下分冊があんまり苦になりませんでした。するする読めるという・・・だいたいルイ十五世時代のフランス宮廷みたいなのを想像しました。廷臣たちが基本的にいい人が多くて、善意の人も多くて、んでもって陰謀を企む宮廷人が無能すぎる・・・
 ただ気になるのは、前皇帝と三人の息子を葬ったテロを企画したのは無能の自己中貴族なのですが、実行し、そして自己中貴族の思惑さえも打破したのは、市井の『活動家』つまりテロリストであり、主人公が皇帝になった事で、前皇帝では思いもよらない変化をもたらしたと主張した事です。
 主人公皇帝が内々に実行犯に会いたいといって面会したら、どうやら首謀者らしい男は、そう言いました。
 続編つくるとしたら、宮廷内の出来事よりも、こっちを、つまり革命家、活動家、テロリストたちが企む陰謀がメインになりそうな気配です。
 だって宮廷は二つの陰謀を経て表だって青年皇帝に逆らう大きな勢力は消えてしまい、大きな隣国であるゴブリン国は自分たちの血を引くエルフ皇帝にだいたい好意的で、まぁ皇帝の祖父である、ゴブリンの大アヴァールには男子がおらず、自分が亡くなったら絶対に内乱が起こると保証しているので(どんな保証だ)、そっちがメインになる可能性もあります。
 原題が『ゴブリン皇帝』だったんですねー直訳すると。まぁこの場合は日本語題の方がセンスがいいかも。もしも続刊が出たら、買うかなぁ・・・
こいいじ(4) (KC KISS)

こいいじ(4) (KC KISS)

 あ、このタイミングでこの展開なんだ・・・ああ、まめちゃん・・・一見恋愛成就だけど、波乱含みだわー。『放浪息子』の印象だと志村さん、ヒロインには足ひっかけしそうな気配がするからなぁ・・・いや、まぁ次巻がたのしみです・・・