昨日は一人酒盛り
渋みの強いブルガリアの赤葡萄酒を一本、録画しておいた三谷幸喜さんの演劇『江戸は燃えているか?』を見ながら干しました。むっちゃ面白かった。TVの前でゲラゲラ笑うって最近してなかったなー・・・
今までハードチーズはすり下ろして、つまり粉チーズにしていたのですが、スライス状にしてツマミとして食えばおいしいぢゃん!!昨夜やってみたら、美味しくて美味しくて・・・こうやってチーズ食っていけばええんやかー。今夜もやるかねぇ。
さて読み終えたもの。
- 作者: 片倉比佐子
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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考えてみれば江戸時代までの支配の末端を担っていたのは名主と呼ばれる人々で、都市そのものの支配構造も農村のそれを敷衍したものならば、同じような構造になるよね、と。
農村は公役や年貢を納める出先機関みたいな名主ですが、都市においても同じで、今に残る伝馬町は馬や飛脚といった公権力の通信手段を請け負う事が年貢や公役の代わりである人々が住む町の事を言っていました。鉄炮町は鉄砲鍛冶職が集まり鉄砲の製造を担い、水主町は水先案内人、船の管理というように。それをまとめていたのが町名主なのですが、時代を下るに連れて、町の構成員も変わり、物や行為ではなく銭納になり、物価の上昇で四苦八苦したり、またトラブル解決や殺人以外の事件解決は、どうも名主に委ねられていたです・・・ん?ぢゃあ岡っ引きは?
岡っ引きはなんかこう考えると公的ではなく、内々に処理する893に近い存在であるような気がしますねぇ。だって、時代劇の岡っ引きみたいな仕事やっている気がするんですよね。他にも掘りさらいを請け負ったり、さらった泥もとに埋め立てしたり、町屋広げてそれで儲かるやん!!ってやってみたら失敗するわ、水没するわ。その借金を返済するのに四十年近く使ったりとか、まぁ名主はつらいよ、という感じ?
こういう知らなかった世界が広がるのはいいなぁ。