もう少しなんです

 今読んでいる本が読み終わるのが、もう、ほんのちょっとなんです。明日には書けると思います。感想を。読んでいる本は『足利義持』なんですけれどもね。
 以前にも別の出版社から出されている評伝を読み、「飢饉に祈祷頼みかよ」と思ったものですが、近年の研究により、限界はあるものの実効性のある政策を取っていたようです。例えば酒造権を許可制にして業者の独占状態にさせたこと。
 自由競争の立場からすると退嬰的ですが、酒の原料である米の絶対量が不足する飢饉において、業者を絞り込み醸造量を抑え込む事が期待できます。同時に幕府にも金が転がり込む。
 しかしその政策は京都周辺に限られ、限定的な効果しかもたらしませんでした。まぁ仕方ないよね。あと祈祷頼みの割に倹約家で派手な父足利義満に比べると大規模建築は抑え込もうとしていますし、儀礼の装飾品についても高価なものを控えるようにしています。これによって朝廷儀礼に参加する公家の負担を軽減するという目的もあったようで。
 なんか思ったよりもそれなりに合理的な政策をしており、また石橋を叩いて渡る慎重な性格のせいか、在京大名の合議体制という『室町体制』を確立したのも彼でした。つまり諸大名の支持を周知して得る。命令を実行する大名たちの支持を取り付ける事を優先しています。
 まぁ、もうちょっとなんですよ。ええ、もうちょっとなんです。まぁ昨夜は8/5の閑話堂さんで行う『装甲騎兵ボトムズTRPG』の準備をしていたんですけれどもね。あ、8/18のわんだふるわんだーさんでやるシナリオも読み込まなくちゃね・・・九月にはインセインセッションをやりたいなぁ。そろそろね。
 ああ、準備しなくちゃ・・・