寝不足

 まぁ、いつもの事なんですけれども。
 何かね、土曜日の夜になかなか寝付く事ができなくでしてね、正味・・・ニ三時間ぐらいですかねぇ、睡眠時間。日曜日がコンベンションセッションでGMやらなきゃならないから、夜ちゃんと寝ないといけないから、昼寝しちゃダメーっと頑張ったのにこのありさま・・・
 まぁ、セッション自体はあんまり破綻する事なくこなしましたが・・・あらゆる意味でGMは惨敗しましたがネ。それを期待している自分もいますからね。
 寝不足状態なので昨夜のコンベンション明けは、そんなに飲まなかったですよ。といっても一緒に飲みに行った人たちの中では、一番飲んでいましたが。大須の中華料理屋さんでしたが、料理も美味しいし、中国のお酒の種類が多いし、これは何度でも行ってみたいお店ですねー。大須に行く機会があったらねー・・・
 さて、読み終えたもの。

 一応、戦国時代の一般的な兵員、みたいな足軽の誕生いきさつが語られていますが、それを本腰入れてやるだすと、室町時代の社会、経済、全般を語りだす事になります。財政構造の変化、社会構造の変化、それに伴う軋轢、噴き出した矛盾。それを抜本的に解決する方策は為政者にはなく、場当たり的な処置の末に『足軽』になる流民が生み出され、首都京都に流れ着き、社会不安の原因ともなりました。
 それから応仁の乱前夜において足利義政側近として力を持ったと思っていた伊勢貞親なのですが、実は大変優秀な財政官僚でもあり、地方から幕府は手を引き、首都に依拠する形で財政を再建させた、つまり応仁の乱以後、幕府が衰退、消滅するまで室町幕府が継続した財政形態をつくりだしたのが伊勢貞親であり、彼の失脚、死亡をもって足利義政は政治をおける主導権を失った、という論は、目から鱗でした。
 面白かったなぁ。