愉快な谷さん

 最近の自分が谷さんといえばSF作家の谷甲州さんの事です。まだ山岳冒険小説には手を出していません。

 密林の方が接続が良くないのか、楽天で・・・って画像ないな・・・
 休刊中・・・なのか?徳間書店の「SFアドベンチャー」って雑誌に掲載された宇宙SFものの短編集です。今もあるのかな?最後はトンデモ本になったらしいです。割と学生時代は気にしていたような気がするけど。
 とまぁ、ハヤカワのSF雑誌よりも幅が広い(というか迷走してたような)雑誌だったせいか、作品も今までアタクシが接してきた『航空宇宙軍史』という宇宙SFの極北とも言うべき作品群に比べると、軽妙な作品が多い気がします。しかし超光速航行を採用していない作品ばかりなので、作品内の時間は数百日なんて短い方、数百年、あるいは数千、億年なんてのもあります。まぁ書くだけならただだ(違う
 珈琲割引券を入手する為だけになんとなーく購入したので(そしてキャンペーンは終わっていたとレジで気づく間抜けぶり)、あれでしたが、お気軽に読めたり、考えさせられたり、面白かったです。
 この本を読んだので、谷さんの他の短編集や山岳冒険小説も読んでみたいと思いました。
 自分はテンプレストーリーというか、先行きが読める作品というのにあまり興味がないので、こんな感じに意表をついてくれる作品を期待したいと思います。