二年ぶりか

 いい加減前のストーリーを忘れていましたが、八巻読んで少し思い出しました。そうして主人公の立ち位置も見えてきました。たぶん。

GANGSTA. 8巻 (バンチコミックス)

GANGSTA. 8巻 (バンチコミックス)

 おっそろしく救いのない展開でして、良い感じに盛り上げたカップルもあっさりグッバイですし、前巻までの話は筋が見えない気持ち悪さを感じていて、なーんか冷めかかっていたんですよねー。
 んで、この巻で主人公の立ち回りみたいなものがようやく見えてきたような気がして、はいはい、なるほど。まだ警戒しています。完結したら即グッバイリストに載ったままですが(つまり本棚から床積みに移行)、今後の展開に期待したい感じになってきました。
 んで、次巻は二年後なの?(え
 何やらGW明けはバタバタしておりましてね、なかなか読書が進まないのですよ。『本能寺の変 史実の再検証』という本もようやく半分です。まぁこれはゆっくり読みたいので・・・誤植とか誤字とか発見するとイラッとしてしまいますが、脳内訂正をして読み進めています。
 今のところ、信長は少人数で敏速に行動する事を常にしているので、本能寺の変の時、供回りしかいなかったのは油断とは言えない。秀吉の『中国大返し』は一次資料から見える移動速度からすると一日30km、時には50kmほど移動する日もあったようですが、当時の人間は徒歩を時速四キロほどで移動しており、だいたい常識的な移動速度で(一日30〜40kmぐらいの徒歩速度で旅をしている)ので、特に驚異的な速度で移動した訳ではない。
 というところ。いやー、先入観って怖いですよね。一次資料に書いてあるのに、皆見過ごしていて、一日10km程度の移動速度を「驚異的」と表現してしまう事例さえ・・・現代人が10km歩くって結構な距離ですけど、徒歩移動が基本の時代では二時間ちょっとの徒歩時間で移動できる、比較的近距離ですよ。
 なるほどねぇ。