酒が合わなかった?
という訳でもないでしょうが下り気味です。ちなみに上りはありません(まぁナ
昨日今日と店のPCがやたら重い・・・重さぢゃなくて動作がネ。暇つぶしというよりも義務と化しているブラウザゲーをやるのに、だるいのであります。もぉ。
まぁそんなのはいいとして、読み終えたもの。
- 作者: ヘミングウェイ,西崎憲
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: 文庫
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それなのに何で借りて読んでみたのかというと、『カウボーイビバップ』最終話から一つ前の回で、ジェットが言っている嫌いなキリマンジャロにまつわるお話が、どーもヘミングウェイの『キリマンジャロの雪』ではないかと思ったので読んでみたいなぁ、と思った次第。
ちなみに最終回でスパイクが語った嫌いな話は『百万回生きた猫』理由は、猫が嫌いだから。
さて『キリマンジャロの雪』なんですが・・・確かにジェットが嫌いだという理由、解るわ。自分も好きになれない。というかヘミングウェイの短編集に収められた小説の良さが解らなかった、という方が正しいのでしょうか?どう見てもろくでなしの男たちの物語でしかなく、『キリマンジャロの雪』も同類の男が、愛していない故に誠実になれたという金持ちの中年女とキリマンジャロに旅をし、ちょっとした傷の処置を誤ったので重い病にかかって生死を彷徨っている、という・・・その男の回想もなんだかなぁ、としか思えず、ええっと、ジェットが「男が過去ばかり見ている」「だから嫌いだ」という話よりも、こんな男の話を聞いて楽しいかな?と思ったのが本音です。
まぁ古典の名作と言われる小説を読むと、なんか肩透かしを感じるのですが、書かれた当時の感性と読み手である自分の感性が異なっていたら、そりゃあねぇ・・・
まぁ長年(十五・六年)の疑問が解けてよかったです。