他になんかあったかな?

 昨日は比較的忙しかったです。午前中は入荷を捌き、午後は配達で、ブラウザゲーがあんまりできなかった(ちょっとマテ
 まぁ帰宅してから追い付いたので、問題ないのですがね。いや五月〜六月十七日の深淵オンリーコンまで、コンベンションで回すシナリオを考えなくちゃならないのですがね。タイムリープものを考えていますが、半構築型にしてしまおうかと考えています。という事は、各PCに目指してもらうものを設定しなくちゃならないですよね。タイムループで囚われてしまった彼らが、そこから脱出する為に求めるものとか、脱出しないでここで永遠に、安楽に暮らすんだー、みたいなギミックが必要ですよね。
 それを思いつかないとねー。
 んで明日は、とらいあどさんで深淵第二版シナリオ『騎士団』で立候補します。はい。週末土曜日に幻想TRPGさんで回すものと同じです。その辺強調しておかないと、いけませんよね。んで十三卓以上立候補されていますからねぇ。落ちる事を考えると、遊びたい卓を選ぶのも真剣にならざるを得ない。
 ま、そんな事は寒戻りの明日に考えればいいんですよ、はい。
 今、読んでいるのが『中世シチリア王国の研究』という論文集でして、1980年代までシチリア王国は中央集権的な王国と理解されていたのですが、これを読むと80〜90年代の著者の方の研究により、ビザンツギリシア系、ランゴバルド・ラテン系、イスラム・アラブ系がそれぞれ住んでいる地域ごとに統治方法を変えているモザイク状の領土を支配していた王権であったようです。もちろん、同時代の他の王権に比べれば発達していますが、後年の絶対王政期のような強固なものではなかった、と論証しています。
 それが日本人研究者の成果なんですって。
 ヨーロッパでもアラブ、ギリシア、ラテンという中世言語を読解し比較しなきゃならんという手間から、あんまり手が付けられていなかった、百年ぐらい前に建てられた通説から研究が進んでいなかった分野らしいので、今、それに火がついて研究対象とする若手研究者が増えているらしいです。ヨーロッパでは。
 日本ではどうかな?歴史研究だと、今日本史の古文書発掘、読解が熱い感じで、色々通説の訂正が起こっていますからね。今はこちらに皆関心が向いているんぢゃないかなー。他地域の歴史研究が日本人の手で進められると、日本語で読める研究論文が増えて、アタクシなんかは嬉しい限りなんですけれどねー。
 まぁ読み終わったらまた書きます。当分先だけど。名称の比定、役職の断定から始まっているから、カタカナ名詞は頭に入りにくいですよ・・・