終わりました

 艦これ2018冬イベントの事です。試行回数100回を覚悟していた大東掘りが33回で(+10ぐらいはやっているかもしれないけれども)発掘できました。最終MAPのE-7も最低難易度でクリアしておりますので、これにて終了です。燃料が他の資材に比べて10万程先行して減っていたから、かなりビビッていまして、それもあってE-7を丙ですらトライしなかったのですが・・・まぁ、平常運転に戻ります。
 これで深淵シナリオ書きを再開させられます。
 それはさておきね、読み終わったもの。

松永久秀 歪められた戦国の“梟雄

松永久秀 歪められた戦国の“梟雄"の実像

 昨日のうちで結構書いてしまったので、まぁ印象とおまけについて。
 最近の研究からすると、松永久秀という人物は土豪から三好長慶に引き立てられ、公家、幕府双方に人脈を持つ政界の大立者になりましたが、その後の三好家内部の政策対立、権力闘争から三人衆に敗北。足利義昭織田信長の上洛戦に早くから協力し、足利義昭政権を支える重要人物になりました。
 ただ大和国内の政敵である筒井順慶が姻戚関係から足利義昭に接近し、足利義昭、更には織田信長が彼を支持するようになると反抗。ここで屈服した時に織田信長の配下に入れられますが、足利義昭織田信長と反目した際に謀反。失敗。族滅。という過程を辿りました。直接の子孫が絶えてしまったから、なんか悪行全部かぶせとけ、みたいな?
 ただ、こういう『悪行』を言われる『梟雄』たち、『下剋上』のイメージで語られる武将たちが巻末に(いや数本の論文なのでかなりの量ですが)載っておりましてね。だいたい安定した大勢力との狭間に存在しており、その生き残りのために右往左往しているのですよ。それは大勢力からすれば裏切りな訳で信用する事が出来ないって事なんですが、逆に狭間の勢力からすれば、彼らがいざという時に自分たちを助けてくれるのか?と疑心暗鬼になっている訳で、そのお互いの疑惑から信用しきれない存在、と思われた節があります。
 三好氏権力から弾き出された松永氏もそういう存在で、その疑惑の狭間を結果的に泳ぎ切る事ができなかった、という言うべきでしょう。泳ぎ切った成功例が真田家であったり、また最終的に天下人となった徳川家康なんですけれどもね。