意外に面白かった・・・あ、二度目?

 タイトルを打ち込んでいたら自動で出てきたので。
 本当はね、今週末の飲みに備えて早寝すべきなのですが、多少なりとも録画を見ないといけないなぁ、と思って一時間半ぐらいの映画を見たのですよ。
 日本未公開のオーストラリア映画でした。内容は、どうも癌に侵されていて余命行くばもない少女が、ひき逃げで殺された姉の仇討ちをする為に行方不明になったところから始まります。まぁ、最初の描写からほとんど展開は解ってしまうのですが・・・解り過ぎるところが・・・まぁ、それで日本の興行者は興行権を買わなかったのかな?
 ただマリファナで痛みをこらえながらBFと一緒に、麻薬の売人から辿って、ついに轢き逃げ犯までたどり着く過程を、自撮りビデオで撮り、データを警察に送り続けるって言うのがね。凄く刹那的な青春って感じで好きでした。
 追われる方の轢き逃げ犯の人物造形は・・・あんまり好きぢゃなかったなー。妻と可愛い姉妹の娘がいるけど、どうも職場の同僚と浮気しているっぽく、娘も知っている・・・って、ちょっと詰め込み過ぎかな?最初から、こいつ、アル中?って描写を頻繁に入れているのも・・・あんだけ飲んだら匂いで解るだろうに。運転させるなよ、とかね。
 同時に読んでいる推理小説も、何、このギャルゲーチックな探偵役・・・つまらんなーってのを思い出してしまったので、最後轢き逃げ犯が家庭まで追い詰められ、娘を人質に取られた時は、娘には同情するけれど、ま、自業自得だよねーっとか思ってしまいました。
 あー、ギャルゲーチックな小説は読む気力が失せました。ギャルゲーができるのは、十八禁的ラブラブ描写を期待しているからであって、謎解きを期待している小説で、登場人物が主人公に皆気がある美女で、だいたい同衾しちゃうって展開見せられても・・・疲れるだけなんですよねー。しかもダメ男・・・やっぱりギャルゲーぢゃねーか。
 という事なので今読んでいる第一次世界大戦の入門書的なものを読み終わった図書館に返却します。はい。