あ、書けるようになった

 十五分ほど前、いつもの時間に日記を書こうとしたらエラーがでましてね。一年に一度か二度、こんなことが起きます。こんな頻度なら安定していると言えるのでしょうが、順調に処理できないと、不安定だなぁ、と感じてしまうのは仕方ないですネ。
 さて、昨日は録画しておいた伊藤計劃さん原作のアニメ『屍者の帝国』を見ました・・・もっと明るい話だと思っていたけど、そうでもなかったな?まぁ円城塔さんによって完成された小説を読んだのは何年も前の事ですし、印象が曖昧なのも仕方ないかも知れませんが。
 んで改めて思ったけど・・・屍者、腐らない?防腐はどうやっているのかな?という本編とはまったく関係ない事が気になって、気になって仕方ありませんでした。うーん・・・まぁいいか。(いいのか?

 個人的には機械人形の彼女がとても可愛かったです(あれ?
 そして読み終えたもの。
織田政権の形成と地域支配 (戎光祥研究叢書10)

織田政権の形成と地域支配 (戎光祥研究叢書10)

 今、織田信長に対する評価の潮流は二つあると思います。一つは中央政権として並み居る戦国大名とは異なった存在である、というもの。もう一つは構造的には戦国大名と何ら変わらず、その最大のものであった、というもの。
 本の著者は前者ですが、それではその根拠は?というと、あんまりはっきり述べていない。他の戦国大名とは異なる、と言っても、織田家宿老の有力大名化したものの立場は、例えば北条氏の当主兄弟のみに与えられた方面司令官的な権力と何が異なるのかといえば、北条氏が血縁の親疎が重視され、織田信長は軍功持つ宿老であるかどうかだけ、ともいえるのですよね。
 どのみち織田信長は室町体制に代わる政権を構築する前に倒れた事により、最大の戦国大名、とは言えても戦国大名を超越した何かになったのか、と言われるとまだ不明としか言えません。そして信長を特別視する傾向は、年配の研究者に多い気がしますネ。