艦これイベントを見くびっていましたっ
はい。2017秋イベント絶賛苦戦中です。日曜日は「さすが丙だぜ、あっさりクリアして原稿にとりかかれる」と思っていました。昨日、ボスに八回ほどトライして八回とも道中撤退を余儀なくされました。運がないのか、それとも日曜日の自分が何かかかっていたのか・・・まぁ、腰を据えてやる事にします・・・
さて、原稿とイベントをどういう塩梅でこなすか考えつつ、読みおえた図書館で借りた本など。
宮廷食材・ネットワーク・王権 ―イエメン・ラスール朝と13世紀の世界
- 作者: 馬場多聞
- 出版社/メーカー: 九州大学出版会
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
アッバース朝崩壊後、軍閥が乱立していたこの地域をアイユーブ朝が制圧、その後、この本の元資料を残したラスール朝が、まがりなりにも二百年余り存在しました。
イスラム地域王朝の支配システムを論じたものでして、インド洋周辺の物産を集積、再配分する事が王権の権威であり、求心力の源でした。しかしその世界観はインド洋周辺にかきられ(位置的にバグダードすらかなり曖昧な地理的把握)、まぁ同時代の日本も、中国、朝鮮、天竺しかない世界観だしね・・・日本より遥かに外洋に接していても、直接やりとりしていなければ、こんなものなのね。
ハンガリー公使大久保利隆が見た三国同盟: ある外交官の戦時秘話
- 作者: 高川邦子
- 出版社/メーカー: 芙蓉書房出版
- 発売日: 2015/07/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
後付けの考えではなく、戦時中に帰任した時に昭和天皇や側近たちにもドイツ不利を説いた(ご進講という、まぁ下問を受けて返答する、みたいなもの)らしいので、本当なんでしょう。
こうなるとナチス・ドイツってビギナーズ・ラックに気づかずにやらかして、賭博をやり続けて破産したって印象がありますね。
あ、あともう一冊あるのですが、これは明日に。