やっちまったー

 11/23のコミティアの荷物、発送し忘れました。こんな事、初めてです。だいたい開催日の一週間前には発送するようにしていたのに、今回は何故か月曜日まで大丈夫、的な事を考えていました。なんで?
 たぶん、先週一週間は15日、17日、そして19日の飲みの事しか頭になかった・・・ああ!!予定入れすぎると、大切な何かを忘れてしまうのね・・・という事で、今回のコミティアは手荷物で持ち込めるだけです。具体的に書くと『Polmeria』の五冊・・・すみません、すみません!!二月はちゃんとします!!新刊の原稿も、物語はようやくアタクシの頭の中で完結しました。はい。艦これのイベントを早急に終わらせて年内にヨ志ノリさんとこに原稿を送りつけてやります(マテ
 さて、気を取り直して、読みおえたもの。

 とりあえず現時点の戦国時代朝廷研究最先端。概観すると武士は朝廷というものは、自分とは別世界のものと考えており、官位とか官職も武家の対立の中で、相手にプレッシャーを与える程度、としか考えていなかったようです。公家の中には自分の所領を認めてもらった為に、また朝廷内で有利に立ち働く為に、室町将軍家に仕えるといったものも存在しますが、ところがそれは天皇の支配から脱するものではなく、まったく矛盾しかなかったという・・・主が複数いるのが当たり前の中世的な現象ですね。
 朝廷は実質的な世界ではなく、例えば現代社会で時の流れはどんな権力にもコントロールできないように(だます事はできても支配する事は出来ない)当時の日本社会においては、当たり前に存在する『環境』になってしまっている感があります。実質的な権力はないけれども、影響力はそれなりにある、みたいな。
 戦国時代まで朝廷も公家も自力で所領を維持しようとし、在地支配を試み、そして武家によってそれを奪われていきます。秩序維持を目的とする織田信長が、それを知行制にし、公家は収入の安定をみますが、それによって武家にコントロールされる存在となります。
 そんな過渡期、というべきですかね?