小説は進んでいます。

 読む方ではありません。書く方です。なんとなーくオチが見えてきたので、なんか、書いてて、またかー・・・とか思うのですが、まぁいいか。これが一番落としどころとして落ち着くし。とか思うであります。一応ヨ志ノリさんに年内に上げられる、と告知した通りになりそうな予感・・・まぁTRPGのシナリオが降ってきたり、かったるーいと思ったりしなければダイジョーブ・・・たぶん(オイ
 そんな感じなので読む方は進んでいません。一応『黒海の歴史』というハードカバー本を読んでいますが、古代のところで・・・ん?ローマって積極的にポンペイウスポントス王国・・・ミトリダテス王と戦えってけしかけたっけ?という記述と自分の認識との齟齬が生じた時に、なんか読む気力が萎え萎えになってきました。
 んで原著者を確認すると、アメリカの政治学、統治学の助教授で、別に黒海周辺の歴史を研究している人ではありませんでした・・・あ、そうですか。つまり、この本の肝は、オスマン支配期以降の、近現代の歴史なんだろうとあたりをつけました。
 つまり・・・はい。そこが本命なら、それを期待して読み続けますよ、はい。
 あと運転中に読んでいるのは『戦国時代の天皇と公家衆たち』という新書。読んで、あ、そうなんだ、と思ったのは、戦国時代の朝廷は財政が困窮してしまって組織が本当にミニマムになってしまい、正親町天皇期あたりから天皇の私的な家庭がそのまま朝廷の役割の中枢を担っていた、という事。具体的には天皇に仕える女官たちが妻であり、財務官であり、そして外交官の役割も担ったということ。
 現代における一般庶民の家と大して変わらんという・・・まぁ規模は全然違いますから、仕える女官は数十人だし、資産額もけた違いですが、しかし国家的な行事を行えるほどの収入も人材もない、という・・・まぁ仕方ないよね。あと公家はやっぱり天皇家を主人としており、武家は収入を保証しても、それ以上の口出しはしなかったとか、このあたり自分が天皇の従兄弟であると意識し、天皇になぞらえて行動した足利義満と、織田信長から徳川将軍にいたる近世の『天下人』たちは違うのだなぁ、と思いました。
 また読み終わったら書きます。いつ終わるかしらんけど(あ