飲みすぎ腹下し

 昨夜父親が飲みに行ったので、はい、好きなようにつくり、好きなように飲み、好きなように食べ、現在腹下り気味です。自業自得ですね。今日は碧南まで行かなきゃならんのに・・・アホやねぇ。
 昨夜は映画を二本見ました。一本目の『ファンタスティックビースト(?)』ええっとハリポタと同じ世界観で別な登場人物のお話の奴です。普通に面白かったですよ?最後にジョニー・デップが出てきて、え?とか思いましたが。
 んで二つ目がこれ。

 自分にとって伊藤計劃さんの作品は『ハーモニー』が一番で、あとはどーで・・・いや、いやいやいや・・・なんですが、この作品と『ハーモニー』のアニメを見て思ったこと。
 「ぬるくなっている」
 『ハーモニー』に関しては、主人公の乾いた絶望みたいなものを小説では感じていたのですが、アニメ版はたった一つのシーン変更が決定的な作品性格の変更になっていて、脱力。
 『虐殺器官』に関しては、最終的な主人公の行動が完全にオミットされていて、終了後の感想がまったく異なったものになっています。つまり主人公の『復讐』の仕方がまっとうなやり方になっている、というか。小説版だと世界を根こそぎ破滅させる勢いで、アメリカという国を内部から崩壊させる感じなんですけどね。あくまで自分の感想なんですが。
 残る『屍者の帝国』は小説は読みましたがアニメは見ていません。これは伊藤計劃さんの作品というよりも、やはり円城塔さんの作品であろうと思ったし、ゾンビものにあんまり興味か向かないのと同様に、屍者の機械化という作品世界も、あんまり興味がなかったからです。どちかというと伊藤計劃さんの遺作を円城塔さんが完成させたという事に興味があって読んだので、まぁいいかなっと。
 自分は原作ありの映像作品は、避ける傾向があります。映像制作者が自分が好きな作家さんならまだしも、そうでないと、『原作〇イ〇』がやすやすとなされる気がして。
 まぁ、それで間〇い〇いな、と思った作品でした。原作アリだと思わなければ、なかなか面白い作品なんですけどねぇ・・・おしい・・・