五十嵐大介という漫画家さん

 ずっと気はなっていたんですよ。ただ、どういう作風なのか良く解らなくて、まぁいいかーっと時を過ごしていました。んで、先日の飲み会前に時間があったので、買って茶店で珈琲でも飲みながら読もうかと、なーんからしくない事をやりましたねぇ。

魔女 第1集 (IKKI COMICS)

魔女 第1集 (IKKI COMICS)

 とりあえず自分でもいけそうな民俗学っぽい匂いがしてファンタジー要素があって、短そうで、って事でこの『魔女』の二巻までを購入して読みました。
 読んでから・・・どストライクやんか!!と茶店(カフェ・ド・クリエですが)内心絶叫しました。よそのお客様の邪魔になってはいけないし、恥じらいってもんを忘れたくないので、内心に収めましたが。
 こういう土俗っぽくて、いかがわしくて、民俗的な匂いのする作品って好きなんですよねー。トルコのイスタンブール(らしきところ)で世界を手に入れたと思っている『魔女』と世界から伝言をもらった『魔女(?)』との対決というか、何というか・・・ああ、ストライクですねん。文明に圧殺されていく民の呪術師の話とか、決まり事を破ったために島に飲みまこれてしまう話とか・・・ああ、いいなぁ。
 つまり、書店で発見したら即買いですよ、これは。問題は・・・本棚に並べるスペースなど存在しないという事です・・・うぉぉぉい!!
 図書館で見つけて読んでいる『ビブリア古書堂の事件手帖』も、なーんか全巻買いたい気分ですが、置くとかないし、ああ、もう!!ああ、もう!!