勢いで飲み干した

 といってもショットグラスでニ・・・いや三杯ぐらいか。ダークラムの『パイロート』(つづりはパイロットとしか読めないけれども)を飲み干しました。いや、危険な酒だわ。一杯では終わらない。二杯、三杯と進んでしまう。まぁ『世界入りにくい居酒屋』という録画しておいた番組を肴に飲んでしまった訳ですが。
 不思議なもので、その居酒屋で葡萄酒を飲んでいると葡萄酒を、麦酒を飲んでいると麦酒を、海産物のパスタをつくっているとそれを、生胡椒を食べているとそれを、食べたくなりますのぉ・・・いや自重していますから食べていませんけれども。
 いけませんね、危険な番組だぜ。そして再来週の復活を楽しみにしている自分・・・ダメですねー。
 今、ノーベル文学賞受賞に当てられてカズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』を読み始めています・・・まだ序の口しか読んでいない・・・
 なんちゃら文学賞受賞作とか受賞作家とか、特に興味はなくて、今までその手のもので読んだのは直木賞受賞作、佐藤賢一さんの『王妃の離婚』ですかね。これは面白かったです。正直、著者の作品で一番バランスが取れている・・・気がします。入門編として最適かかしらん。
 それで『忘れられた巨人』を手に取ったかというと、古ブリテン、サクソン人が移住してきた混沌とした頃のイングランドが舞台で、そういう時代の何気ない人々の話というものが、結構気になるからです。もちろん想像の産物ですが、英雄という物がテンプレ作品という気がしましてね、あんまりにも想像できてしまって、まぁいいか、と。なので一般の人、それもおよそ売れ線とは言えない、仲睦まじい初老の夫婦が旅に出るという物語が気になったのでした。
 しかし・・・なかなか進みませんねぇ。まぁゆっくり読みます。図書館で借りた本とかもあるしな。こっちは運転中(赤信号時)に読んでいますがナ(あ