神曲は借りられませんでした

 やはり有名な古典だから人気なのかしらん。前回煉獄編と天国編もそろっていたのは、結構運が良かったのかな?
 まぁそれはさておき、読み終わった漫画について。

 DX・・・迂闊すぎるな。しかし・・・王様は戴冠しましたが、ディアは『王の婚約者』ですと?また生殺しな立場ぢゃな。読者には(一応少女誌なので)希望を持たせちゃいますね。婚約者なら、婚約破棄もあるよね?ってか。DXは、結婚すると思っていたので、その場にいたくなくて旅に出ちゃいましたが。そしてよそ様のお石様に刺さっていた自分の剣を取り戻しましたが(一応神剣)、今後これが必要な展開になっていくのですかね?
 今回三十巻という節目の巻なのですが、「こんな風に五十巻も喜べたらなぁ」とか著者がおっしゃっているのを読むと・・・ああ、DXの本当の春は遠いのだな、と思うしかない。もしくはDXがディアと一緒になるよりも遥かに大きな事件が巻き起こるかもしれんという事か?
 いや、この人、ざっくりふんわりにしか物語の展開考えていないらしいからなぁ・・・うう、次巻以降も楽しみですわい。 主人公が顔つきで現れたのは二コマだけでした。そして、シャアが、シャアが出てきよった・・・シャア・・・〇ね(え
 いや、なんかね、何でもできる万能感のある男ぢゃないですか。だからね、ひどい目にあってしまえ、とか思うのですよ。結局彼は何一つなす事ができなかった印象でしてね。それが悲劇という人もいうかも知れませんが・・・アタクシは、永遠に主人公になれない人、という評価しかなくてね。安彦さんの漫画でもそうだけど、同情するには奴の表情は黒すぎるのですよ。その癖、同情を得ようとする表情があったりして・・・ああ、女性はこういうキャラが好きなのでしょうかね。あざとすぎてねぇ・・・好きになれんなぁ。
 とまぁ主人公不在の巻でございました、と。次巻も楽しみだなぁ。