盆休み

 十一日から十六日までお盆休みでした。なんか、毎日が眠かった・・・ん?
 十一日は艦これ夏イベントE-1甲クリアと高校時代の友人たちと飲み会。
 十二日はD&D5eロープレして判定有利をもらっちゃおうセッションと飲み会。
 十三日は艦これ夏イベE-2乙クリア、竜舞亭でPFキャンペーンと休肝日・・・自分もたまには休肝日を設定するんですよ!!
 十四日は艦これ夏イベE-3乙クリアと、とらのあなへ・・・んー・・・通販でいいかも知れぬ・・・
 十五日は深淵第二版のセッション。渦型という即興セッションを楽しむ。ああ、ヒドイ展開だったなぁ(ほめ言葉)その後、サイゼリアで食事・・・というか飲み会。サイゼリアは葡萄酒一択だけどコスパ最高の飲み屋ですナ。
 十六日は半分眠りながら(食事を終える度に睡魔に襲われた)艦これ夏イベE-4乙クリア。
 なんか、近年ではもっとも充実したお盆休みだったのではないでしょうか?これだけTRPGセッションに飲み会に参加できているとは・・・
 あ、さて。今日返却するので読み終えた本を紹介。一杯読み終えたけど、今日はこれだけでも。

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)

 ハインラインさんの作品だと、日本では『夏への扉』を推す人が多いそうです。でもアメリカ本国だとこちらが人気だそうで、どっちも読み終えた今、そうですねー、理由は解るかも知れません。
 搾取されている月世界が地球から独立を企てるのですが、主人公は電脳計算機技師(なんてったって半世紀前の作品である)で、ただ一人電脳計算機の『人格』を認めている『友人』。特に政治的な考え方はもっていなかったけど、なんとなーく知人、友人たちに流されて独立運動の中心にいつの間にかいて、そして過酷な地球との駆け引きをともなった『独立戦争』を行っていき、想像していたのとは違う独立を勝ち取って、友人知人を失った今も、生きている・・・みたいな?
 すみません。自分の感想です。『夏への扉』はロマンチックで幸せなSFぢゃないですか。でもこの作品は様々な事が内包されていて、『独立』という事象がアメリカ人のシンパシーを得ているのではないかと。作品的な濃密さはこちらの方が上かな。
 ただ訳文の感性がね・・・仕方ないけどね・・・古くて読みにくい。とはいえ新訳にしたところで五十年前のSF作品であるからレトロ感を払拭する事はできません。技術的な表現うんぬんがね。だからこの作品は、このままの文体で読む方がいいかも知れません・・・読みにくいけど。
 雨が降らなければ今日、図書館へ返却しに行きます。さぁて何を借りれるかな?