読み終えるのに夢中になっていた
はい。つまり何も手につかなかったという・・・あかんなぁ。そうやって読み終えたものがこちら。
- 作者: 浅見雅男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/12/06
- メディア: 新書
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まぁ仕方がない部分も理解しますよ。率先して国の為に働かなければならない事を強制される身分ですが、しかし万一の事があってはならない。皇位継承のスペアではあるけれども、そんな教育を受ける訳でもない。酷く中途半端な立場に苛立ち、グレて暴走したくなるのも解りますがね、ああいうのはお金も力もない十代がやるから可愛げがあるのであって(やられればはた迷惑だが)、立場も金も優越している奴らが「国に帰りたくない」とか「むしゃくしゃするから、吹っ飛ばそうぜ」とかやられると、周りの連中への迷惑が半端なくあるという。
しかも成人してからも何かとちょっかいをだし、国の方針に口を出す。昭和天皇が「政治的責任を取れないものの意見は聞かない」と宣言して皇族の口出しをシャットアウトしたのも理解できます。その為に皇族との仲は険悪だったようですが。
明治維新前後は天皇の藩屏という役割を理解し、行動する人も多かったようですが、世代の移り変わりにより変質していくというのはよくある事で・・・ええっと、二世代でこれか。永遠に変わらない制度なんてありえないんだなぁ。必要に合わせて法律を上書き改正していく余地を残していた、古代ローマ人の叡智に頭が下がる・・・なーんて無関係な事を考えたりしました。
- 作者: ソフィーハナ,Sophie Hannah,山本博,遠藤靖子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/06/22
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なるほどガンダムテンプレートもそういう事か。ガンダムものと銘打っているからには、その物語の癖を継承しないといけないという使命感みたいなものを書き手が感じるのでしょうか?
んでも、ガンダムものは、ガンダムテンプレートがない方が面白いと思うんだけどなぁ(あ
ポワロテンプレートは真犯人がしばしば観念して自殺してしまうところだったりします。他にもあるかもね。でもアガサ・クリスティは犯人に同情する余地を与えないけれども(そしてそこが好きだったのですが)、今書いている方は、そうでもないかな?どちらかというと日本的な犯人みたいな気が・・・同情の余地・・・うーむ・・・