ゼートゥーア閣下・・・

 昨夜、PFのコンバートに行き詰ったので・・・って、『赤き手は滅びのしるし』には、結構特徴的な(つまり特殊な)クリーチャーが多くて、こいつら、どうやってD&D3.5eからPFに変えてやればいいんだ?と悩んでおります。ドラゴンの人型亜種なんですが、ハーフドラゴンとフィーンディッシュ・テンプレートを混ぜる事で表現するしかないのかなぁ・・・むぅ・・・
 そんな感じで煮詰まったから気分転換に読み終えてしまいました。

幼女戦記 8 In omnia paratus

幼女戦記 8 In omnia paratus

 これ、1943年の独ソ戦をモデルにしているよね。つまり帝国最後の攻勢。この後はずるずる後退するという・・・
 ま、それよりも何よりも、ゼートゥーア閣下、やべえ。これはクーデターを画策している顔ですよ、絶対そうですよ。そしてターニャもそれを察していますよ。うわー、どうする、どうするよ、って感じですな。
 もっとも、ゼートゥーア閣下が東部戦線で戦死する可能性もなきにしも非ずですが。
 あとは帝国の、それもレルゲン戦闘団ですら質的優位が怪しくなってきましたね。それも魔導師戦において、徐々に拮抗してきたという・・・ターニャやばいですよ。ケツ、まくれるのか?ターニャ。
 次巻発売の秋が楽しみでありますよ。
 そしてもう一つ。 そうまとめみたいな感覚で読みましたが、『戦国大名』としての武田氏権力は信玄の曾祖父信昌から構築が始まり、父信虎の代に雛型完成という感じ。
 しかし武田氏は家督相続の際に必ず内訌を繰り返し、一門を重用する事がほぼなく、信玄の時代は低い身分の家臣を取り立て、地域支配の要職に取り立てていました。
 勝頼も同じような地位であった為、家督相続に対して宿老との間に違和感が発生。長篠の合戦で彼らが死に絶えると組織としては弱体しますが、逆に勝頼の権威は確立され、若い一門を取り立て、北条氏を圧迫するほどの攻撃力を発揮しますが、高天神城を救援できなかった事で、安全保障体制としての戦国大名たる信頼を失い、武田氏は滅亡していきます。
 まぁそういう事を書いてあるという事で。