幸せの反動ですか?

 物凄く眠いです。どーゆー事ですか?つまり、次に用意するTRPGのシナリオとか小説が手につかない・・・おいおい・・・
 TRPGのシナリオを用意しないと来月のコンベンションとかGM参加できないのでね、早めに手をつけておきたいのですが、つくろうと思っているのがクトゥルフ神話RPGのダーク・エイジなんですよ。中世ネタTRPG・・・最近ヨーロッパ中世の記事はあんまり読んでいなかったりしまするが・・・それよりも何よりも、クトゥルフ神話RPG自体、GM・・・キーパーをやった事がない。それどころか、遊んだのも一体いつだったか・・・ってぐらい覚えていない。つまり、システムセオリーが曖昧なのです・・・もういいか、ざらっとつくって、ばばっとやってしまうか?と悩んでいるうちに睡魔に負けるという・・・ダメダコリャ・・・
 ネタはね、巡礼者か、村の住人か、領主に仕える者か、どういう出だしにするか考えていますが、まぁオーソドックスなものにしますか。最初のシナリオだしね、複雑なつくりにしてもね・・・
 それはさておき読み終えたもの。

 自分の不得意な分野である古墳時代ものです。中国において漢帝国が成立し、その権威と経済力に周辺地域が活性化され、特に東アジアにおいて墳丘の時代がやってきました。現在の国家別ではなく、個別の地域で、たとえば朝鮮半島のこの地域は漢の影響が強く、南部では倭と共通する部分がある。かといってまるっきり同じではなく、例えば前方後円墳は倭でも畿内以西に多いとかね。
 その中で興味深かったのは、中国や朝鮮半島の墳丘は家族を中心とした祖霊を祭り、そして継続性も高かったのに、日本の古墳の場合、家族の血の継続性はあまり重視されず、しかも抽象的な内装であること(中国、朝鮮半島は生前の生活空間を持ち込むけれども、日本では希薄であり、どちらかというと呪術的副葬品が多い)。
 どうも日本の古墳は家族的、私的要素よりも公的な、地域の守護、権威・・・村の鎮守的な意味合いが強いような気がします。
 そこで気になったのが、巨大墳墓が日本で作られなくなった時期と、三輪山の神格が重視された時期って、もしかして近くないのかな?と想像した次第。山を神に見立てて聖域とした事により、労働力を行使しつつも、ほぼ一世代で存在を忘却される・・・山や丘と同じ扱いになる(つくられて数百年後には平気で破壊したりしている)日本の古墳は、その役割を三輪山だったり、伊勢神宮だったりに奪われたりしたのかなぁ、と思ったりしたのです。
 素人の想像ですけれどもね。