ユニコーンみたー

 今更ですがね、WOWOWで春に放映していたのを録画して四日ほどかけてみました。

 TV版ではないです。
 初見の感想は、あ、ミネバ・ザビは可愛くてクールだな。でした。ミコットも好きなタイプです。以上・・・え?
 物語の進展とともに、ガンダムテンプレートともいえる物語の癖みたいなものが見えてきて、うはーんな気持ちになり、何だろう、この上滑り感は・・・と思いつつ最終話まで。
 自分はZガンダム以降の物語を手放しで楽しんだ事がありません。なんとなーく、主人公の少年たちの『我儘』を受け止められる大人たちがいたりして、それがなんか嫌なんでしょうね。
 ファーストの場合、頼りになる大人はほぼ全滅し、途中からは避難民と少年たちだけ。そして連邦軍は完全に背景であり、彼らの孤立感はいや増すばかり。内部での軋轢も同世代で解決しなければならず、すごくビターな印象なんですよね。
 まぁUCガンダム自体、サイコフレームだの、薬理だの、と聞いた瞬間「あ、これはパイロットを廃人にするシステムぢゃん」と感じて、ひでえーなーと思ったり。
 物語の作り方は、小説家さんがベーシックを組んでいるので、なかなか好きなんですよね。蓋を開けたらなんてことはないものでしたーってのが。そしてものの考え方は自分はフル・フロンタルに近く、では主人公サイドは反対するけど対案は何?って・・・具体案なしかよ!!
 とにかく自分にとっては、ミネバが魅力的な女の子でしたーっで終始したアニメーションでしたね。あとMS博物館っぽかった。
 途中で何度UC系列に乗る主人公どもを殴り飛ばしたいと思ったか、数え切れなかったのは内緒です(あ