事実上の解散である

 公式の告知が出てしまったから、そして書きたかったから実名出します。名古屋のTRPGコンベンション、ツクエアソビさんが無期限休止になりました。
http://tsukueasobi.nagoya/
 自業自得というのは簡単ですが、公式に書いてあるようにネット上での書き込みにより追い込まれたのであるならば、無力感を感じます。「こいつは悪い奴だから袋叩きOKだよね」みたいにやってくる奴は○ねばいい・・・
 それはともかく、Sさんや初期のスタッフさんたちが「新しいコンベンションを立ち上げたい」と言い出した、まさにその場にいた人間として、親戚においちゃんが甥っこの死を知らされたような気分です。率直にいえば、自分はもっと彼らにやってあげられる事があったのではないか?何か手立てがあったのではないか、と悔やまれる。
 しかし現実問題として三、四年前の自分は、当時D&Dサークル竜舞亭の会計責任者で会場確保、つまりスケジュール管理らしき事もやっていた身であり、前年に竜舞亭主催のDAC愛知のとりやめを決意した頃でした。何かやってあげたいけれども、では彼らに何をしてあげられるか?自分から言いだしにくいし、できる事と言えば裏方仕事ぐらいしかないし・・・オブザーバーならSさんが当時いたなら大丈夫かな、と(これはまったく異なった見解でした
 であるならば、自分にできる事は設営や撤収の手伝いかなー。あと自分は参加しているコンベンションさんやサークルさんの告知を遊び半分で始めていたので、それぐらい?
 ツイッターという文明の利器と女性スタッフを積極的に活用する、やる気のある人間はスタッフに取り入れる・・・的な方式で、その規模を拡大し、ついには東海地区最大規模、全国的にも毎月開催されるコンベンションとしては最大規模になりました。つい先日まで赤ん坊だった子が立派になって・・・まさに親戚のおいちゃん気分。
 自分自身がやる気がある人はやりたい事をやればいいという意見から、彼らの活動を元気だなぁ、と思ってみていましたが、「あの販促はいいのか?」という意見をうかがってから、あ!!と気がついた次第。しかし中の人間でもなく強く言える訳もなく、結局こういう事態になってしまいました。
 自分は物事を相対的に見るよう心掛けている人間です。だいたい冷たい、冷静と、地元のお祭りに参画している時に言われました。そういう人間が意見を言うと、せっかく盛り上がった空気に水を差すような気がしてならず・・・うーん・・・そこを踏み越えていくべきだったのか?そんな事を言う権利が自分にはあったのか?と自問自答しています。
 ともあれ、『ツクエアソビ』は事実上、その歴史に幕を降ろしました。これを復活する気力があるのか?できるのか?それらはまた別の問題ではありますが、彼らが活動を再開する日を祈りつつ、その時には助力を惜しまず、また苦言を言わなければならない時は、受け入れられなくても言っていこう、と思います。
 ・・・いかん、本当に甥っこを亡くした気になってきた。現実には姪っこしかいないけど(あ