『舟を編む』

 タイトルだけ知っていたのですが、三月に録画して昨夜見る事ができました。

舟を編む 通常版 [Blu-ray]

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 アニメ版が昨年できたようでPvを少し見ましたが、松田龍平さんと宮崎あおいさん、加藤剛さん、オダギリジョーさんの存在感を知ってしまったら、ちょっと・・・負けるかな?まぁちゃんとした画像で見ればまた感想が変わると思いますけれども。
 特にねー、松田龍平さんの主人公が可愛いのですよ。そして宮崎あおいさんとの告白シーンがね。恋文を書くのですが毛筆で、しかも達筆に書いてしまうので、そういう文字に慣れていない人は読めないのですよ。自分も読めません。
 んでオダギリジョーさん演じる先輩に相談するのですが、「読まないなら興味がないから脈がない。読む努力をしてくれたら興味があるって事だろう」と言われてその通りにすると、ある晩、仕事から帰ってきた宮崎さんが怒っているんですよ。「学がないってバカにしているんでしょ」「大将に読んでもらったわよ。いいのかって聞かれたけど、他に方法ないし」「こういうものは人に読まれたくないでしょう。恥ずかしかったわよ。だから、言って。自分の口で」
 みたいな事を怒って言うのですね。んで、ぽつっと「好き」と言い、「私も」って返される。
 可愛いやり取りですよねー。
 ダメですかね?
 辞書を作成するというのは過酷な作業で、その分野の専門家ではない人たちが言葉を収集し、選別し、意味を調べ、用例を起こす、という事をしなければならず、それが違和感があったりすると「辞書が信用されない」という事になる。
 自分もニッチな業界、ニッチな仕事、ニッチな趣味なので、時々報道機関や出版物、マスコミが書いている事に違和感や「これは調べてないなー」という感想を持ったりします。それをなるべく是正する。そしている間に言葉が古くなったり、使われなくなったりする。
 『ルーズソックス』なんて、今ぢゃほとんど見ませんからねー。
 今は紙媒体から電子媒体になり、修正がしやすくなったのでしょうか?頑張る人たちの物語を読むのは、心が温まりますねぇ・・・日頃過酷なものばかり好んでいるから(あ
 原作小説・・・読もうかな?