ぷれみあむ・ふらいでい?

 よく解らなかったけど、提唱しているのが政府と経団連だというので、あ、これはあれですよ。高所得者はもっとお金吐き出せ的なものだよね。月末金曜日を15:00終わりに、って言ってもな、仕事ない時は終われるけど、ある時は終われる涌けないね・・・
 まぁ、うちあたりが、プレミアム・フライデーだー!!といって午後三時に終わっちゃうと、夜逃げを疑われるからやらん方がいいと思います。やってどうするんだ?というのもあるしな。別に遊びに行くわけでなし。早めに飲み始めて早めに終わる事を至高の飲みだと思っていますが、車でいったん帰宅しないといかんしな。
 あ、さて、読み終えたもの。

幼女戦記 6 Nil admirari

幼女戦記 6 Nil admirari

 各国の国民感情第一次大戦のものを参考にしていますね。つまり、「これだけ損害を出しているのだから、勝って賠償金額を釣り上げないと、割に合わない」という奴です。平和が何物にも代えがたいと考えるようになるのは、第一次大戦の泥沼にヨーロッパの人々が嫌気を指していたから、だと思うので。
 まぁそれが如実に表れてくるのは七巻だと思うのですが、いよいよブラックコメディ要素が色濃くなってきますね。
 やりきれないのが、熱心な愛国者の行動が、現場から「迷惑だ」と思われる事なんですが、感情移入しやすい若い娘が、そういうウザい(失礼)事を主張して煙たがれるっていうのがね。痛々しいというか、邪魔だなぁというか、うん、邪魔だな(あ
 今、やりきれないから邪魔に感情が振り切れました、はい。この小説は、そういうのを笑い飛ばす本だしね。
 しかしお話はどんどんおかしな方向に向かっていきます。究極に言えばターニャの属する帝国が現場と後方でねじれていき、認識がずれて狂っていく感じ。現場はその場しのぎで何とか効率よく戦闘マシーンとして処理していくけど、後方の、つまり世論は「勝っている。いける!!いける!!」と引き際をわきまえない素人ギャンブラーのように戦争を終わらせる気配がない。
 勝っているから終わらせられないというイカレた状況。うーむ、ターニャ、ちゃんととんずらできるのかなぁ。ここまで深入りしていると不安ですねー。
 次は七巻ですよん。