読んだり見たりが多い
ちょうど昨日の段階で終わったのが三つほどありましてね。
ゲーム・オブ・スローンズ 第六章: 冬の狂風 ブルーレイ コンプリート・ボックス (5枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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さて、何を書いてもネタバレになってしまう・・・どうしよう。まず『北の王』が復活しました。デナーリスは次章から西の向かって船出しました。そしてラニスターは・・・もう何をどう足掻いても滅亡の坂を真っ逆さまに転げ落ちるようにしか見えない。サーセイは本当に敵をつくる事が得意で、そしてドラえもんの『独裁スイッチ』という道具みたいな状況をつくるよなぁ。そして誰もいなくなった状態になっています。
『北の王』は壁の向こうから迫る『夜の王』に対処しなければならないなら、北からの侵攻はないでしょうが、サーセイ対デナーリス?またデナーリス陣営で裏切りとか起こらない限りデナーリス勝利だよなぁ。どうやって物語を盛り上げるのでしょうか?そこが一番気になりますね。
- 作者: 任文桓,鄭大均
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2011/06/25
- メディア: 単行本
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現在の台湾と韓国の、日本に対する親近感の違いというのは、こんなところからあるのかもしれません。つまり、未開発の台湾へ日本はインフラを教育を含めて結構投資しています。そして国民党支配の過酷さが植民地時代への郷愁になっているともいいます。
翻って韓国の場合、教育も義務ではなくお金を払わなければ受けられませんでした。経済政策は全て冨の収奪でしかなく、歴史的な感情も手伝って、朝鮮戦争前後の建国の苦労は皆日本が種をまいていったものだ、と思われているところです。事実もありますが、そうではないところもあります。
植民地=搾取の対象ではなく、本気で日本帝国の一部に取り込む気で義務教育を国内並みに取り組み、産業を育成して、そこから税をとる方向でインフラを整備していたら、また見る目も変わったかも知れません。著者本人も含めて日本で教育を受けた元官僚は、職務熱心で金銭的にも淡白な人が多かったといいます。日本的価値観がいつの間にか身についてしまったのでしょう。しかし独立後の韓国はそういう人たちを排除し、海外に逃れていた前近代的な考え方の人々が主導する事になり、贈収賄にまみれたり、情状政治になったりしていきます。
最近の大統領の弾劾をみても、そんな慣習の尾っぽを未だに引きずっているところがあるように見えます。まぁ自国の近代化を他国にゆだねるとはどういう事やねん。というか、既に朝鮮戦争からも六十年以上が経過しているのに、未だにそれか、と思う事もありますがね。
もちろん著者は韓国人であり、日本人の嫌なところも冷静に描いています。その冷静さが清々しいくらい。かつての日本はこういう人をもっと育成するべきだったんだろうなぁ、と思いましたね。
あ、長くなった。もう一つは、また明日に。