飲みすぎなのか

 いや、昨晩の晩飯が鍋でね、両親が飲み始めるから、つられて飲んでしまってね、録画している『世界入りにくい居酒屋』を見ていると飲みたくなってね・・・腹回りがガガガ・・・
 毎日の晩酌はやめようと思っているのにねぇ。毎週火曜日は刺身の日ですが、飲酒の誘惑に抗する事ができるのか・・・自制心が問われます。
 『入りにくい居酒屋』はスペイン、バレンシアの回。パエリアで葡萄酒、いいなぁる海鮮ではなくて、肉と野菜とブイヨンのパエリアが基本形らしい。自宅でやるのもいいか。パスタの変形みたいに見えるしナ。フライパンでできそう・・・にひひひ・・・
 さて読んだもの。

真実の戦国時代

真実の戦国時代

 ありがちなタイトルですが、複数の研究者の方が書いているので、これが『今』の研究者のコンセンスなのだろうと思い、読んでみました。だいたいここに書いてみえる方の論文とか小論とかを読んでいるので、自分の印象と大差ありませんが、しかし信長に対する印象だけは若干違います。
 自分は織田信長という人物は、非常に直線的ではないかと思うのですよ。『天下』と言われる京都周辺の治安維持、そして足利義昭との対立もそれに起因し、周辺勢力との戦争もそれでした。もちろんそれは織田信長の手法による治安維持であり、それまでの『秩序』で利益を得ていた勢力からすれば相いれない政策が多かった為に、激しく反発されたのですが、それでも信長の政策はぶれない気がします。なので『全国統一』というものは実は信長の中では、まだ目標としてはなかったかも知れないと思うのですよ。その為に反対勢力を必ず殲滅するという思想もなかったと思うのですが、研究者の方の意識の裏側に、信長とは苛烈な支配者というイメージが強いんだなぁ、と改めて思いましたね。
 しかし信長が最大の戦国大名であり、日本国の統治者は秀吉からであるという意識は広まっているみたいですね。
 そんな感じで、現在の研究成果を解りやすくまとまっているのがいいですねー。