ピーナッツ

 食べるピーナッツも好きですよ。しかしコレの話です。

 邦題は『I love スヌーピー』なんですが、主役はちゃんとチャーリー・ブラウンです。なんかね、今年は『ピーナッツ』をちゃんと読もうと思って、八十年代から著者が引退されるまでの作品を買ってみたりして、今までキャラクターグッズとしてしか認識していなかったスヌーピーをキャラとして認識した年でした。
 だからぢゃないけどアニメ映画も録画して見たりする。
 チャーリー・ブラウンは、なんとなーく自分に似たところがあり、似ていないところもあり、歯がゆくも愛すべき人物です。やることなすこと、だいたい失敗ばかり。お人よし。しかし妹思いで、頑張る少年ですね。映画はそのチャーリー・ブラウン赤毛の女の子に恋するところから始まります。好きになったけれども、恥ずかしくって何も言えないという・・・
 この赤毛の女の子、原作の二人の人物を合わせてできたような感じで、一人は、文字通り赤毛の子として登場しますが、チャーリー・ブラウンやライナスとの会話の上でしか登場せず、まったく姿を見せない。もう一人はダンス教室でチャーリー・ブラウンと一緒に楽しく踊ってくれる子でエミリーというのですが、チャーリー・ブラウンスヌーピー以外の人間には、まったく知られていない謎の女の子。
 もう一人、チャーリー・ブラウンと特別な仲の子がいます。サマー・スクールで会った子で、チャーリー・ブラウンが彼女へのプレゼントを無理して購入すると、彼女は必ず他の誰かから同じものをプレゼントされていて、チャーリーの行動は無意味なものにされてしまうという・・・まぁこっちの子は違うかな。
 作中でのチャーリー・ブラウンはペパーミント・パティやマーシーから何故か好かれていて、しかし本人はまったくその気がないという子たちもいます。アタクシは彼女たちの方が好きですがね。変人で。
 そういえばColdplayに『Charlie Brown』って曲があるのですが、何か関係あるのかな?訳文を読んでもピンとこなかったけど。


Coldplay Official