やらかしています

 自分の体について。早寝するつもりだったけど、なんか調子いいからギレンの野望、やっちゃえーって。おかげでアクシズの地上の重要拠点はあと一つになりました。ジャブローアクシズの拠点化されているというのもアレですが。今夜は・・・どうしましょうかね?
 湿気が多いと寝付きにくいです。今朝起きたら爽やかな青空で涼しい・・・窓開けておけば良かったのか?今夜はそうするか・・・
 さて、読み終えたもの。

信濃小笠原氏 (シリーズ・中世関東武士の研究 第18巻)

信濃小笠原氏 (シリーズ・中世関東武士の研究 第18巻)

 小笠原氏というのも有名ですが、さて何をやったかというと・・・ん?もともとは武田氏の傍系でして、源頼朝のお気に入りになった小笠原長清という人が頭角を現しますが、なんか失脚して、承久の乱で手柄立てて阿波守護になって、でも本家よりも伴野とか大井とかいう分家筋が鎌倉では主要御家人になったようですが、霜月騒動で族滅、没落。
 南北朝期には足利尊氏派に属して信濃守護になりますが、勢力拡大に失敗して他氏に奪われたり、幕府の直轄地になったり、んで鎌倉公方足利持氏との関係が悪化すると現地軍事指揮官を入れた方がいいだろうって事になり、再び小笠原氏が守護になります。
 しかしその後も守護大名戦国大名化する事はなく、信濃に割拠する一勢力にとどまり、武田信玄の侵攻で配下の国人領主に裏切られ没落。
 ただ阿波の小笠原氏が三好氏になっていたり、京都の将軍に仕えていたり、石見でも小笠原氏がいたりと各地にいる小笠原一族のネットワークをつかったりして信濃旧領を(主に上杉謙信の力を借りて)回復しようとしますが、まぁ果たせず武田が滅び、本能寺の変で織田の信濃支配が崩れたところでようやく復帰。徳川についたり北条についたりしつつ綱渡りをしつつ、豊臣時代は徳川与力大名から譜代大名になり、江戸時代を乗り切り幕末まで続きましたとさ、という。
 ことさら大きな事はしでかしていませんが、波乱万丈な一族である事には変わりありませんね。しかも一旦没落したのに江戸時代には十五万石の大名になり幕閣にも歴代なった人物がいたりして、面白いもんですねぇ。