おかしい・・・

 歯車が狂ったのは、『あずまんが大王』のBD五枚目に七話分が入っていて、全部見てしまったこと・・・かな?安眠する為に牛乳を飲んだら逆に目がさえて、就寝後一時間ぐらいは悶々としてしまい・・・たぶん実質睡眠時間は四時間ぐらいではないかと・・・今夜は絶対、早寝してやる。ええ。
 『あずまんが大王』も十四年前の作品なんですねぇ。まぁ時代が覗ける描写がいっぱいあるしな。あ、アニメ版では大阪がお気に入りです。あの緩さがたまらん・・・
 んで読み終わったもの二つ。

奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方

英国メイドの世界

英国メイドの世界

 なんで並べたかというと、この二つ、似ている気がしたので。ローマ時代の家内奴隷とイギリスの使用人が。異なる点はイギリスの使用人には辞める権利があるけど、ローマの奴隷には自ら辞めるという選択肢はない。ぐらい?あ、給金も出ないか。
 それ以外は大変良く似ています。まぁローマの奴隷が現代の家電、自家用車などなど全ての家庭便利道具であったし、かつてイギリスの使用人たちも、そういう面があったのですから。
 ちゃんと読んでいないので比べられないのですが、階級による区別が厳然と存在したイギリスと違い、フランスはフランクで(フランクという言葉自体、そういう意味なのか?)職業の差でしかなかった、みたいな事を聞きます。つまり家庭によっては主人よりも使用人の方が主導権を握っていたりしたり・・・え?
 イギリスの使用人たちは、その後現代にいたると各種サービス業に転身したように見えます。
 一方ローマの奴隷は・・・多種過ぎてなんとも言えませんね。人間の運命の一つに理解されながら、そうなる運命は本人の心がけもあるから、奴隷の証言は拷問によるものでなければ証拠として採用されないとか、かなり悲惨な現実もあったようです。
 どちらも主人側にしてみれば『いて当然』の存在なので財力が許す限り(この辺も家電や自家用車と一緒)いなければならない、そんな存在のようです。
 ま、そんなところで。