JAZZの喧騒

 何かとアレなものですが、私は気に入っています。

 人様によって意見が分かれますが、子供の頃はともかく、ハイティーンになってからは『ガンダム』はミリタリーものというイメージがあります。なので冨野さんのシリーズやその後のWだのXだの種だの、おっぱいだの、そして先日見たオルフェンズも含めて何か違うかなーっと。オルフェンズは消耗品の少年兵がマフィアちっくな団体になり独り立ちしていく様を描いて、これはこれで青春群像劇として好きですけど、主人公メカが切り札になっているので、まぁ、ねぇ・・・
 主人公メカとて兵器というくくりでしか見れない『ガンダム』が好きで、ちょうどハイティーンの頃に『ポケットの中の戦争』や『0083』、そして『08小隊』を見たせいかも知れません。
 その点、『サンダーボルト』は何というか、戦争の狂気の中にありますよねぇ。それにBGMがフリージャズとオールディーズというところが良い。そのイカレた様子を良く表しているような気がします。こういう泥臭い、そしてガンダムが『負ける』というドラマを、以前は書きたかったなぁ。というかガンダムが負ける話が書きたかったのですよ。
 まぁその時は、ヤメロの声が多かったので書きませんでしたが。
 今となってはガンダムものではなく、『使えない』二足歩行兵器なら書きたいなぁとは思いますが。合言葉は『使えねぇ!!』試作兵器の話ですね。
 原作の方はニュータイプからみで続いていますが、うーむ、まぁそれは改めて考えた方がいいかなぁ。自分は話として好きなんですけどネ。