襲来していたのです。

 妹が姪っこズを連れてね。しかし彼女たちは勝手に遊んでいるので、あっちに運んだり、こっちに運んだりというアッシー的な役割をこなすだけなのですが。
 さて読み終わったもの。

 そうか。ライオスは烏賊とか章魚とかが苦手なのか。しかし何でもかんでも生食しようとするとは、恐れを知らぬ奴・・・
 徐々にPTの人となりも判明しつつ、次巻も楽しみです。 建物で埋められてしまった平安京(京都)に比べると、かつての市街地でも、今は市街地ではない平城京(奈良)の方が発掘調査しやすいのかしらん。まぁ八十年あまりだけの都なので堆積物を推定しやすいのですかね。
 解った事は、官位を持つ貴族はどうも官邸を支給されていたらしいこと。その為、退職したり失脚したりすると内裏に近い官邸は国に収公され、細分されたり違う建物になったり、寺になったりしたようです。また官邸とは別に私邸も複数存在したようです。
 財産処分も現在とは異なり、私有物、家長の所有物、一族の所有物と管理が異なるようでして、また建物が不動産扱いではないという・・・建築材料を移動しての移築が結構行われていたようで、それらは土地とは別の財産と扱われたようです。
 あと、京都と同じように左京が発達して右京はそうでもなかったようです。京都の場合は水はけとかの問題があるよーな事を聞きましたが、奈良の方は水路の便が左京に集中しており、水運を利用しての物流が一番大量に物を運べた時代ですから、大規模な宅地(屋敷、宮殿)はそちらに集中しているようです。
 こういう地道な研究が評価されるといいですねー。