あ゛づい゛〜
今朝はいつもにも増して空気中の水蒸気量が感じられて、重々しく暑いです。救いは今日は配達があるので自動車の空調を使用する事ができるということ。店の空調?ああ、親父の気分次第だからね・・・
今週はギスギスファンタジー系を読んだり見たりしています。『ゲーム・オブ・スローンズ』は第五部の四話まで見ました。原作小説から微調節が加わっていますナ。サンサがラムジーの嫁って・・・ん?いいのかな、この展開・・・
そしてこちらは上下分冊の上巻を読み終えました。
- 作者: キャサリン・アディスン,和爾桃子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (6件) を見る
母親の出自故に(身分が違うではなく、ゴブリン出身という異民族故に)父帝から排斥、追放されていた第四皇子が、父と兄三人の事故死という突発的事件から、物語の最初から十八歳で皇帝になるという・・・しかも彼の保護者は彼を厳しく躾けるとともに虐待もしてきた人物で『嫌い』。孤独で知識も教養もない青年が、庶民的な感覚ぐらいが武器で宮廷内の陰謀に対処していかなければならないってのが、ノンストップで凄い。
ゆっくり読むつもりなのですが、下巻の途中まで読み進めても次が読みたくて走り読みをし、今後の展開がだいたいわかったところで就寝しているから、ええまたもや夜更かしという奴ですよ。
まったくの孤独でも十八歳皇帝の人柄、一生懸命、素直、でも腹芸も頑張っちゃうぞ、というところが側近たちの「なんとかしなくちゃ」という気持ちを次第に盛り上げていく感が凄く好きです。
幸せな一族が次々に不幸に見舞われていく『ゲーム・オブ・スローンズ』の展開もいいですが、孤独な青年が少しづつ地歩を固めて成長していくという物語も乙なものです。
帰宅したら続きが読みたいでありますよ。