本を読み終えてはいません

 論文と『遠山金四郎』の新書とDAC愛知で当てたゲイリー・ガイギャツクスの伝記本を同時進行で読んでいます。論文が読了しそうなのですが、もうちょっとかかりそうで、これは明日書けるかな?
 『遠山金四郎』は桜吹雪の刺青をしたお奉行様ですが、その父親の代から書き起こしていまして、結構勉学に励んだ親子である、というところまでは読みました。
 ゲイリー・ガイギャックスはRPGというゲームを創設した人ですが、家庭人と仕事人が乖離し、典型的な『ヲタク』人生でゲーム仲間は多いしコミュニケートも取れるけど、世間的にはあんまり評価されないって感じ。波乱万丈すぎて見てられない。ようやくD&Dを販売する会社を設立するのですが、気心が知れた幼馴染でゲーム仲間の共同出資者兼経営者の友人を心臓発作で失ったところまで読みました・・・トラブルと暗雲の匂いしかしない・・・
 実を言うと読むのがつらいです。さらっと概略を知ってから読み始めているので結末を知っているからですが、子だくさんですが最初の妻とは離婚し、経済的に成功するも、経営トラブルや理不尽な訴訟問題(シューティングゲームをやりすぎて命への希薄から殺人を犯すという論法が、すでにRPGゲーム黎明期から存在していた。理由が解らんと人間、安易な推測に走って弱いものを殴りつけるものです)に忙殺され、様々なゲームに対する情熱は失っていないものの、日本にいる身からすると何一つ成功していない印象を受けます。
 そして死。栄光と挫折の人生は、読んでいるとつらいです。まぁ読み終わったら感想書きますけど、一つだけ言うと、学術論文の冷静で客観的な文章に慣れていると、感情移入している文章が読みにくい。訳文がどうではなく、原文の英文がそうなんでしょうね。著者もRPGに対する思い入れが大きな人らしいから。
 今週中に読み終える事ができるかなぁ・・・