ウッディ・アレンの映画

 名前だけは良く聞いていて、ラブコメディってところで敬遠していたみたいです。でも何故か録画しておいたコレを見ました。昨夜。

 たぶん詐欺師のトリックを手品師が見破るってあらすじで録画したのだと思うのですけれど、上品で可愛いですねぇ。手品師が凄腕で、厭世的で、皮肉屋で人として好かれない部類の人間で、詐欺師の娘が凄く魅力的で可愛い。
 人生懐疑的な手品師が、その詐欺師の手管を見抜けずに、すごく幸せな気分になっちゃう(本人は気付いていないが、恋に落ちた事は明白である)。そして、どうも詐欺師の娘の方も手品師の舞台をかつて見ていて、憧れていて、富豪の息子の求愛を受けているのだけれども、でも手品師と過ごした時間が幸せで(驚くべき事である!!)、ところが彼女がそう切り出しても手品師は恋に落ちた事に気づいていないものだから「女性として見ていない」とか「幸せだったけど、それは人間としてであって・・・」みたいな事を言って、自分で振った後(自覚はない)、しばらく経って気が付いて大後悔するとか。
 結局手品師は詐欺師の手管に気が付いて騙された事に怒るけど、やっぱり詐欺師の娘が好きだという事に気が付いて・・・まぁ、後は察してくだされ(ずいぶんネタバレしてしまったが
 ウッディ・アレンの映画を初めてまともに見た気がします。これはいいですね。見ていて幸せな気持ちになります。幸せになりたい時に見るといいですね。楽しいしナ。
 明日は買った漫画の事を書きます・・・たぶんね。