なんてハードな・・・

 いや、別にそんなに大変ぢゃないんですがね、なんかね、ちょっとね・・・体の疲れが取れなくてね・・・春だから、暁を覚えないんですかね・・・
 金曜日、土曜日と親父が『寒いのはイヤだ』とのたまうので、代わりに町内の旅行で諏訪の御柱祭りの木落としを見てきました。諏訪は長野県でも中部なんですが、はやり名古屋より一か月は暖かくなるのが遅れますね。桜はまだ満開ではなかったです。んで、寒くなるかもしれないから防寒着を用意してくださいという事前予告を読んで、それはイヤだと言い出しましてね、親父が。なのでアタクシが代打で行ってきました。かろうじて最年少ではなかったけれども、周りは親父世代ですよ。
 身構えるほどの寒さはなく、天気も良かったですけれども御柱祭り・・・予定は組まれてもそこは六年に一度の神事・・・つまり、前回の事なんてうっすら覚えているだけで段取通りに行われる事なんてまずない。しかも地域総出で柱を引き、落とす訳ですから人数も半端ない。時間が押すこと、押すこと。自分たちが見たのは午後二時半予定でしたが三十分遅れの三時過ぎ。次のは四時予定が午後五時半と、まぁ見ていたら宿に帰るのがいつの事やら状態ですよ。
 でも今年は前日までの嵐のせいか、柱が結構下まで滑り落ちてくれたようです。そういうのを見るとすごい迫力だし、珍しいものを生で見れた、となる訳ですが、仕事の都合で参加できなかった地域の人は村八分になるとタクシーの運ちゃんに聞いて、ドン引き・・・まぁ確かに地域で総力をあげてやらないとできないものですからねぇ。仕方ないけどね。かつて諏訪に住んでいたという閣下にそれを話したら「変わらんな」とのお言葉。そりゃ六年に一度の事だからね。変わる筈もないわな。
 それでも今年は運営を考えたそうでして、前回は考えもなしに観客を詰め込んだら大混雑になったので、入退場を結構整理してみえました。だから観客席に関しては、あんまり混乱はなかったようです。でもね、シャトルバスの運転手とかの確保が大変みたいでした。働いていたら村八分になっちゃうけど、観光客相手の職業は休むわけにはいきませんからねぇ・・・切ない。
 翌日は蓼科でフレンチレストラン&ベンションをやっていらっしゃるところへ行きました。自分の中では評価が低かった信州の葡萄酒を再確認しようと思いましてね。結果、値段がいいものは美味しいです。白も辛かったし、赤も香りもタンニンもしっかりしていました。ただなんだろうねぇ、コクが不足しているような気がする。飲みやすいのですよ。大変。だから、しっかりゆっくり飲みたい向きの酒ではなかったかな。まぁ銘柄によるのでしょうが。自分たちが飲んだのがたまたまそうだったという事かな。
 普段飲みはできないけど、いい葡萄酒はおいしいと確認できたので良かったです。鹿のフレンチも美味しかったなぁ・・・商売っけが多くですごいオーナーだったが。
 そんなこんなで名古屋に帰還し、その晩も四時間ばかり飲み倒したので、アタクシ、翌日は何もできませんでした。だるくって眠くって、かろうじて竜舞亭のPFキャンペーンのPCに手を入れれたぐらい・・・ふおぅ。春は眠いなぁ(ダメ人間