お高い葡萄酒は食後に飲むべき

 昨日の夕方、うちの父親の誕生日である事に気が付きまして、何の用意もしていないし(そもそもうちでは泥縄式の誕生日何某はやるけれども、あらかじめ準備してやるという事は、ほぼ皆無)、まぁ仕方ない、手元にあるお高い赤葡萄酒を飲むかと、空けました。一本八千円越えの(鼻血
 どちらにせよ暑くなる前に飲まなきゃいけなかったのですよ。うちには冷暗な貯蔵部屋なんてものはありませんしね。んで食事中に空けて一口飲んで気が付きました。今までこの手のお高い葡萄酒は、葡萄酒好きで集まり、持ち寄った席でしか飲んだ事がなく、お高いので必然最後の一本になっていたので、いい感じにできあがっていたものですから見過ごして(いや味過ごして?)いたのですけど、これは、ゴクゴク飲むものではない、と。
 慌てて母親に注意しましたからね。うちの母親は猪八戒タイプの人間でして、やたら食べる事が好きなくせに味わう事に無頓着であり、口当たりがいいとどんどん飲んてしまう、という悪癖があります。だから太っています。
 これは味わいながら飲まなければならない。というかのど越しでは飲めない。口に含み、含みしながらでないと飲み干せないほど強い酒です。アルコール度が高いという訳ではありません。味わいが強いのですよ。食事時に飲むタイプの酒ではないと強く認識したのは初めてでした。
 今まではだいたい最後に飲んでいたから、食事もいい加減終わり、つまみをちょろちょろ食べる段階でしたからねー。
 これはマジで葡萄酒好きの席で最後に空けるべき酒だと思いましたねー。これからちゃんとそれを意識して選んだり飲んだりする事にしよう。無頓着すぎたわー(八千円越える酒を無頓着に飲む罰当たりな俺様・・・