あ、書くことが・・・

 昨日のうちに読み終ったもの・・・あった。

少女終末旅行 3 (BUNCH COMICS)

少女終末旅行 3 (BUNCH COMICS)

 だいたい一巻につき、ゲストが一人登場するような感じですが、今回は魚を育てているAI・・・ロボです。でももう一尾しかいない。水槽はいっぱいあるけど。
 あとがきに、おわりがあるのはとても優しい事だという作者の意見が書いてあったのが印象的でした。確かに、始まりと終わりが存在していないと、何でもだらんだらん続くとなると、何か呪いに感じますね。
 映画とか物語には、不老不死を願う意見と、それを呪いと感じる意見と、二つあるような気がします。古典的作品には、生き延びる、つまり長寿が稀な時代にそれは喜ばしい、幸福な事であるとみなされていましたが、さて現代日本のように少子化問題はともかく、老いによる弊害(認知症による社会生活が営めない事や、意識不明による延命行為の意味など)が認識されると、健康であり続ける事はともかく、ただ長生きする事は幸せなのか?という疑問も生じる訳で。
 私は『無限の住人』がかなり衝撃的でしたので、健康であろうと何だろうと不死は呪いかな、と考えるようになりました。そういうテーマで同人小説も書いたしな。ファンタジーですけどね。
 子供の頃は楽しい事が延々と続く事は幸せな事だと思いましたが、それさえも呪いではないかと疑うようになっています。疑い深いですねー。
 そんな事をちょろりと考えました。
猫まち主従(2)<完> (シリウスKC)

猫まち主従(2)<完> (シリウスKC)

 とか言っていたらこのマンガ、二巻で終わりよった。ネタマンガだからネタが終わったらグッバイですか・・・そうですか・・・これも早いなぁ・・・面白かったですけどネ。