三連休だったのですが

 色々書きます。午前中も色々あったんで(仕事絡みなだけです)お昼に書いています。
 まずは、昨日、デヴィット・ボウイが亡くなったというニュースが飛び込んできました。自分は映画『ラビリンス』のゴブリンの王様のイメージが第一です。そしてFMから良く流れてくる楽曲ですね。ゴブリンの王様だと・・・え、イケメンなのにイメージ合わないぢゃん、と思っていたのですが、ゴブリンを従える魔王様のイメージだったので、格好良かったですよ、はい。
 ご自分の誕生日にアルバムリリースされた直後の訃報だったので、その意外性もあって驚いてしまいました。ご冥福をお祈りいたします。
 次、読み終ったもの。

小説フランス革命 12 革命の終焉

小説フランス革命 12 革命の終焉

 ようやく全部読み終えました。ナポレオンはトゥーロンフランス軍が奪還した時にしか、ちょろりと名前が出てくるだけの存在で、『フランス革命』という事件そのものはナポレオンなど出てくる余地はない事だと良く理解できましたね。
 たかだか数年のうちに、猫の目のように主権、主導が変わり、そして抹殺され、そして誰もいなくなった状態で革命が終焉します。
 結局のところ、議会政治というものは、ある程度洗練されないと、敵対勢力を肉体的に抹殺している間は議会も弱体化していくだけだという事が解ります。
 考えてみればイングランドの議会政治も政敵を徹底的に追放だの、滅ぼしていたの、政策を変更だのしていると、国家戦略に支障をきたすという事がスペイン継承戦争前後に明らかになり、洗練されていく事になります。
 フランスの場合は、そんな事もできないうちに先鋭化し、衰亡し、社会保障や諸権利は解放されましたけど、政治そのものはナポレオンの帝政へ向かっていく事になります。
 革命は政治の素人が新たな権利を獲得し、試行錯誤のうちに血を流し、崩壊していくものなのかと思ったりします。先鋭化すると自分自身にもはね返り自滅していくのでしょうかね。保守化しないと健全化しないものなのでしょうか。妥協がなければ人と折り合う事はできませんから、突っ走る人は生きづらく、消えていくのでしょうね。
 そんな事を感じました。
 まぁ、とりあえずそんな感じです。