今日は町内の忘年会なんですけど

 昨夜飲んだアメリカの赤葡萄酒、大変好みにあってゆっくり時間をかけて飲みました(つまりタンニンが強い
 ゆっくり飲むという事は、それだけつまみを食ってしまうという事でしてね、お腹、重いです・・・まぁ二日酔いではないけれど。その葡萄酒のお供でこんな映画を見ました。

薔薇の名前 The Name of the Rose [Blu-ray]

薔薇の名前 The Name of the Rose [Blu-ray]

 ショーン・コネリークリスチャン・スレーターが若いですね!!八十年代の映画ですからね。
 北イタリアの修道院で起こった殺人事件を旅の修道士が調査する、という話。イタリアなのに英語を喋っているのは主人公がイングランド出身だから。ちゃんとその辺は辻褄あっています。
 殺人の理由は、キリスト教を知らない人からすると「なんでそんな事で」なのですが、つーか、中世のキリスト聖職者でなければ、こんな発想はないよな。
 最後に主人公が家事の中から脱出する理由も、一応伏線が張られていて、脚本は凄く練られている印象。出演が男ばかりの地味な作品だからリメイクとかないでしょうが、丁寧につくられた映画という印象でした。
 その後、なんとなーくNHK-BSをつけたら『コズミックフロンティア』という天文ドキュメンタリー番組をやっていましてね。ちょうど冥王星の事をやっていました。窒素の氷で覆われていたり、窒素の氷河があったりと、ニューホライズンズという調査機の観測結果をまとめて見れました。
 こぼれ話は、冥王星の衛星カロン命名が、実は発見者は奥さんの名前から『シャロン』とつけたかったらしいのですが、星の名前はギリシャ神話からとる、という慣例があるので良く似た名前を探したら偶然、三途の川の渡し守(これは日本的な表現です)カロンがいたという。冥王星は英語ではプルート、つまり冥府の神様ですから偶然の一致だという事です。へー・・・え、名前って関連性とか考えなくてつけていたのか!!
 まぁ海王星ネプチューン、つまりポセイドンの衛星はタイタン・・・これはオリンポス神族の前の世代の神族名であってポセイドンとの直接の関連性はないからな・・・強いて言えばポセイドンの親世代がタイタン神族ってか?
 まぁそんな話を聞きながら愉快に過ごせましたよ・・・土曜日の準備は一切していないがナ(あ