何故カボチャが増えないか解った

 マイクラの話です。ええ、ジャック・オー・ランタンを大量生産したかったので、隙間なく種をまいたのがアカンかった。でも今夜は映画を見ないと・・・まぁ、その時に考えるか・・・
 そして読み終ったもの。

坂の上の魔法使い (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 72)

坂の上の魔法使い (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 72)

 『一変世界』が気に入ったので、明治カナ子さんの他の作品も読みたいなと思って探したのですが、絶版・・・ん?これBLものか・・・うーむ・・・と思っていたのですが、Book offの予約で本が見つかってしまったので、送料をけちって本を買うという事をしまして・・・で、チョイスしたと。
 ええっと、細かいところとか、物語の本質にBLが散らばっています。美形が出てきたら必ず男といい仲になると思いねぇ。その辺が疲れますが(とても疲れる)、考えてみれば男性向き18禁もそうだよな、可愛い女の子は必ずさえない主人公を好きになる・・・これもアレな展開だ。
 つまり男と女で立場が逆転すれば、まぁそんなもんだろうと。
 強力な魔法使いが使役されていた過去の王国の、ある王の我がままから出た改革が裏目になり(急ぎ過ぎである)、しばりつけていた魔法使いを解放した瞬間、反抗されて国が滅亡。その王の赤子を腹に抱えて逃げたもっとも強力な魔法使いが五十年後に赤ん坊を生みなおして、育てているところから物語が始まります。
 過去のエピソードが魔法使いの夢として語られています。当然魔法使いと王様は密かにアレです。ただし魔法使いは恋愛ご法度と王のママンにしばれつけられているので、肉体関係には発展しませんが。その代わりに魔法使いの使役が自分の欲望に素直に走り、その為に王国にとどめが刺されたとも言えます。使役は自我のないホムンクルスみたいな存在ですが、名前を与えると自我を持ち自ら行動するようになります。
 最強の魔法使いの影であった使役が自我を持ち、死んだ王を復活させる為に、王の子を使おうと付け狙う。そんな感じ。
 BL要素さえなければ好きな話です。オチも好きだ。そしてオチがBLだからこそ・・・なのか?うーむ・・・なんだかなぁ・・・