良く眠れないと風邪をひいてしまうであります

 そうですよね。特に今週末は結構スケジュールがタイトになる・・・かも知れないので、今日、明日はなるべく早寝するようにします。そうぢゃないと日曜日の東京で体調を崩して、せっかくの飲む約束をキャンセルしなきゃならなくなるから。
 昨夜、小説の一章が完成しました。仮題として『鹿逐いたちの季節』というのをつけてます。「中原に鹿を逐う」という故事からとっています。つまり、そういう小説です。どれぐらいの分量になるのか解らないであります。おわりは見えていますけど・・・ん?
 『銀河英雄伝説』や『グイン・サーガ』を読んでから、いやそれ以前の『三国演義』を読んでから、そして『信長の野望』や『三国志』というゲームをやってから、群雄ものを手掛けたくて仕方なかったのでした。
 しかしですね、ネタ仕込みで史実やら戦史やらを読めば読むほど、天才的な政略家、戦略家、戦術家を表現する事は不可能だと悟りましたね。だって、オイラにそんな能力ないんですもの。
 戦術はまだいいですよ。しかし卓越した戦略眼なんて、それを職業にしている人でも難しいのに、素人にできる筈がない。ましてや政略眼なんて持っている人の方が珍しい。それに、ただ戦争を繰り返すだけの物語というのも好きになれなかったんですよ。個人的な内証を語るなら英雄なんて持ち出さなくてもいいですしね。
 んでどうしようか散々迷っていた頃に、ユリウス・カエサルという男の評伝に出会う訳ですよ。ここまで気持ちよく、面白い男の人生って滅多にないです。史実としての正確さを求めるのではなく、物語としてならば完成されたものです。
 こいつを使おう。そしてこいつは理解しがたい戦術で戦争に勝ちやがる。それこそ教科書通りではないのです。教科書通りの戦術ならオイラにも思いつくので、そういう人を敵手におこう。そう思いつきました。
 群雄ものの手法として敗者を愚者として描く事で、勝者の有能っぷりを表現する、というものがあるのてすが、それはアタクシが読んでいて不愉快になるのでやりたくないのです。余計自分でハードルをあげてますな。
 まぁユリウス・カエサルみたい男の一生を追うというよりも、そういう男を傍から見ていた男を主人公にした方が書きやすいよね。だって、ユリウス・カエサルみたいな破格の男の事なんて、同じ男でもよく解らんのですもの。
 そんな訳でまぁ、自分の書いている作品についてほとんど書いた事がないのに、こうして日記に書くという事は、ネタがないという事です。はい、お分かりですね。ふふふ・・・明日はどうしようかなぁ・・・