おっと日記を書いていなかったぜ
ちょろりと忙しかったから、この時間まで書けなかったずらよ。とりあえず、読み終えたもの。
- 作者: 長田龍太
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2015/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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斬撃でもなかなか貫通しないとか、ゆーてました。
実際、守りに入った重装歩兵のファランクス陣形は、ほぼどんな攻撃も寄せ付けません。彼ら自身の恐怖心で陣形を崩せば、その限りではありませんが、それ以外に致命的な崩壊に陥る条件がないという・・・
特に盾が絶対的な防御を誇ったようです。これと重装騎兵、そしてアレキサンドロス大王の戦術、戦略眼でもって東地中海から中東、インド西端を席巻しました。
しかしその三百年後、大王の後継者であるヘレニズム諸王国はローマに次々に敗れ、長大な槍も持つ重装歩兵は廃れ、ローマ式の、盾と一メートル前後の片手剣と投げ槍を装備した重装歩兵に変わっていきます。何故か?
同じ市民兵から出たといいながらローマ軍団兵の練度はギリシアの重装歩兵とはけた違いでした。長い槍は隊列を維持すればOKな、練度が低い兵でも戦力にできる便利な道具ですが、ローマ兵の武器は訓練しなければ戦力として期待できません。その訓練量の多寡が、兵士としての自信と勇気につながったのかも知れません。
う、仕事だ。切り上げですぢゃ。