ブラ三でスタートを失敗し落ち込む
ええっと、リスタート位置を探している最中です・・・それに失敗したら、引退しようかな・・・引きこもってコツコツってのが好きな人なので、他人との競争が、ちょっと辛くなってきました・・・まぁいいや、それは。
さて読んだものが一杯あるので、とりあえずそれを書きます。
上杉謙信―政虎一世中忘失すべからず候 (ミネルヴァ日本評伝選)
- 作者: 矢田俊文
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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端的に言うと謙信という男は『軍神』としてふるまわなければならなかったということ。越後守護代と言いながら抜きんでた力を持っていなかった長尾氏の当主を勝ち取りますが、内容は越後国人領主一揆とでも言うべきもの。室町幕府と接触し家格の上昇を試み、上杉家の名跡と関東管領の職を得て権威において優位を得ても、直属の有力家臣を育てる事が遅れた為、関東で戦果を挙げても国人領主たちは自分の利害によってあちらの大名、こちらの大名と離反を繰り返すので安定しません。領主たちにとっては当たり前です。自分の家、自分の領国の保持が第一であり、上杉謙信に経済的に依存している訳ではないので。
謙信の晩年、景勝は事実上の後継者になっているのですが、それでももう一人の北条氏から入った養子、景虎との間で『御館の乱』という一年にも及ぶ後継者争いを勝ち抜かなければなりませんでした。景勝には謙信が育てた家臣団がつきましたが、それに対抗してなお、国人領主たちの力が強かった事を示しています。上杉謙信という大名家は次代になってようやく戦国大名家として強力な存在なったと言えます。
まだ研究が進めば面白い事が解るかも知れません。
- 作者: 大須賀こすも
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/10/09
- メディア: コミック
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二巻の最後に「飼い犬をやめる」と言い放つ主人公。え、どうやって図書館の騎士団に反抗するんですかい?君はいいとこ中隊長ぐらいの職権しかないぢゃないですか?
次巻がすっごい楽しみです。
今回はこれくらいにしときます。