書く事は書いている最中に考える

 つまり、ネタがないという奴です。読んでいるのが佐藤賢一さんの『小説フランス革命』の八巻『共和政の樹立』なのですが、これで全部で十二巻と大著でして、しかも図書館からつづきの巻が借りられる状態の時に借りるという悠長な読み方をしているので、しかも先日借りたのは、この八巻のみな訳ですから、読了など遥か先の話なんですよ。まぁ読んでいる最中の感想ですと・・・群像劇なんですが、この『フランス革命』の展開という奴が、まさしくユリウス・カエサルが看破したように、人間は噂の奴隷であり、登場人物の全てが時代の波に翻弄されている始末。
 しかし、それが先の見えない、船頭のいない事態という事なのでしょう。一人の個性で時代が反映される訳ではなく、まさしく群像劇が相応しいというべきですかね。
 たぶんこの物語の終着はナポレオンの登場だと思うのですけど・・・まぁ、当分先です。
 今夜は親父不在なので葡萄酒一本空ける体制です。明日はたぶんブラウザ三国志の新しいゲームに対応する事になるので、昨日モルゲンステルンさんと来週の幻想TRPGさんに持っていく深淵第二版シナリオ『野に宿る』を弄っていました。深淵の魔法・・・というか効果ルールは不親切ですね。どう処理するのか前後の記述や似たような魔法効果の処理から類推するしかありませんでした。たぶんこれでいい筈。
 例によってテストプレイとか、そんなのやっていません。たぶんバランスは取れている・・・かもしれません。ただシノビガミと違って実を言うとPCに与えられた使命には縛りというものは、緩いです。下品でもGMや卓の皆さんを言い負かせられる発想があるなら、どうとでも言いくるめて結構なので、というか昔と違って自分は逆にそういう展開を期待しているので、もしも立卓できたなら、PLの皆さんの発想に翻弄されたいです。マゾかオイラは。
 そんなところでいい感じに埋まったナ。よしよし。明日は話題があるといいなぁ。