ようやく今月最初のセッションがでけた
土曜日のセッションは前日夕方にキャンセルが入ってしまい流れました。どうにも良くない流れです。プライベートセッションが二つも流れるとは・・・ま、昨日のモルゲンステルンさんはコンベンションさんなので、スタッフが全員ノックダウンとか、会場が災害とかの避難場所になり使えなくなるとか、そういう不測の事態以外はアタクシの健康状態がダメにならない以外はセッションができると踏んでいましたが・・・そして朝晩の冷え込みで喉をやられた臭かったので、危なかったですが、何とかシノビガミをGMとして立卓でけました。ありがたいことです・・・
ただ、そのシナリオをやりたいとおっしゃっていた方は会場においでにならず、まぁ他の方々と卓を囲む事ができたので良かったかなぁ、と。色々手抜きとか反省点がボロボロあったので、次回以降、もっとちゃんとやりたいと思います。
そして読んだもの。
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「天下人」も畿内をさす「天下」を支配し、朝廷を支える存在として意識しているだけで、彼の中では他の戦国大名との共存は当然選択肢の一つであったようです。つまり全国制覇など考えていなかったと。
朝倉、浅井を滅ぼした事は、畿内付近の天下の秩序を乱すものを撃破する為、和睦も選択肢に入れつつも最終的な結果でしかなく、武田家、毛利家についても国郡境目争論の武力解決の戦争の、最終的な結果であり、また武田家との戦争は最後の信濃侵攻から武田家滅亡となる戦い以外、矢面に立ったのは徳川であり、あくまでも織田は徳川のお手伝い、援軍でしかありませんでした。武田家滅亡すら時の流れに乗った結果であったという事で、結局織田信長という存在は、最強の戦国大名に畿内支配と朝廷支援を義務とする「天下人」が付加されたもの以上ではなかったのではないかということ。
ただ、本能寺の変の明智光秀の動機が、信長の、そういった中世的な統治姿勢からの逸脱、全国制覇を武力で行う存在に変わったからと推測していますが、これを確定する一次資料は存在せず、やはりここにも、「信長は全国制覇を目指して当然」という意識が見えます。このあたりは本当はどうなのか?まだまだ断定できないので、出版社の飯のタネになるのでしょうね。