読み終えておったのぢゃあ
暑いですね。そうですね。こういう時期になると、こういうものが風物詩のように映画公開されたりしますね・・・たぶん日記には書かなかったよな?確認していません・・・
- 作者: おざわゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/07/27
- メディア: コミック
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大きな防空壕に入れてもらおうと思っても、酸欠状態になってしまうと拒否。ヒロイン枠の青年は、なんと焼夷弾の直撃を腹に受けて(え、貫通?)焼け死んでしまいます。
鶴舞公園に逃げようとすると、あそこはダメだとの声も聞き、迷います。しかし防空隊に出動していた父の声にうながされて鶴舞公園へ。そこは・・・高射砲が設置しているから危険だとの声とは裏腹に、すでに破壊された高射砲以外は静かな公園があるだけでした・・・
亡くなった父方、母方の祖父母たちは疎開していましたし、戦争当時の事は多く語りませんでした。ある程度の誇張はあるかも知れませんが(実験してもらわないと落下してきた焼夷弾が腹を貫通するとは信じられないので)、その臨場感、恐怖、画像でなければ伝わらないものです。これが劇画ではない表現方法で描かれているところが、いいのですよ。
主人公一家は誰に死者を出しませんでしたが、終わった訳ではありません。焼け出されて家を失った一家は、今まで以上に人の醜い面に直面する事になるのです・・・うひー・・・ハードだぜ。