古い映画と新しい(?)SF小説
古いのはコレです。例によってWOWOWで録画して見ました。ため込んだものを消化しないと!!!
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女たらしというか、女に優しくしてそのままねんごろになっちゃう事に、何の抵抗感もないというとんでもない男を船越英一さんがやっています。背が高くでいい男なので、まぁそういう男に仕事に疲れた女が優しくされたら、ふらふらっといっちゃうのは、理解できなくもない。
しかしそれが本妻も含めて十人も集まり(そしてどうもそれで全部ではないらしい)、自分以外の女と彼が仲良くしているのを見るのが腹立たしいから(本妻は死産が原因で不妊になり、それ以後レストラン経営をやっているが、他の女たちは皆TVプロデューサーをしている男が務める、TV局関係者ばかりなので、自然と目にしてしまう)、いっそ彼を殺してしまおうと本妻を含めた十人で話し合うという。それが狂言で終わったと思ったら、本気にした一番年かさ(だと思う)女性が自殺し、色々狂いだし・・・まぁ責任の押し付け合いで、男のダメさ加減を知るとかなんとか・・・まぁ最初からダメな感じでしたが。
岸恵子さんは昔からあんまり変化がないというか、すぐに解りますし、岸田今日子さんも声で解ります・・・というか自分からすると登場人物の女優さんの中で一番かわいいと思いましたが。
一番変わったのは中村玉緒さんですからね。顔立ちは面影があるのですぐに解りますが、声が、ね。タバコと酒でやられちゃったのかなぁ。その点岸恵子さんは、あんまりに変わらないのが驚異的かも知れません。
これ、ヌーベル・ヴォーグの範疇なのかしらん?そんな映画でした。
地球が寂しいその理由 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)
- 作者: 六冬和生
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最後の最後で妹が自閉症というか、地球側視点からでしか語られなくなって、月が旅立ってしまった事がちょっとアレかと思いましたが、そっちも書くと冗長になってしまってくどいかも知れませんね。
買うまではいかないけど、図書館で見かけたらこの方の作品は読みたくなっちまうから、困ったもんですよ(なにが?